インテリアの要素は、床、壁、天井、開口部からなる「空間」と、部屋の用途に応じて置かれる椅子やテーブルなどの家具、キッチンや洗面化粧台などの住宅設備、カーペットやカーテン、照明器具、額絵や時計、置物などの雑貨、観葉植物などの「もの」があります。インテリアをデザインする際には、クライアント(顧客)のライフスタイルや好みなどに合わせて「スタイル」を設定して行うと、全体の雰囲気がまとまりやすくなります。
空間や家具などは、それぞれ「色彩」「形態」「素材」を持っています。インテリアで用いられる色彩は、白やアイボリー、ベージュ、ブラウンなどをベース(基本)カラーとして、ブルーやグリーン、イエロー、ピンク等の淡い色や鈍い色をアソート(挿入)カラーとして用い、カラフルな原色などをアクセント(強調)カラーとして使用します。
形態は、直線的なデザインや曲線的なライン、人工的な形や自然の形などがあります。
素材は、木材、石、ガラス、金属、皮革、繊維、プラスチックなどさまざまです。
インテリアスタイルとして主なものには、ナチュラル、カントリー、ポップモダン、北欧モダン、クラシック、エレガント、アジアン、ジャパニーズなどがあります。