現代のインテリア空間には、多くの家具が置かれています。それらの家具には標準的な寸法があり、この家具寸法に動作寸法を考慮した空きスペースを設定して、使いやすい空間を計画します。
家具寸法は、家具を正面から見たときの、幅(W)と奥行き(D)と高さ(H)の3つの寸法からなります。椅子の場合はこれに座面高さ(SH)もあり、家具カタログなどでは、サイズがmm単位で掲載されています。場合によっては、cm単位の事例もあります。
収納家具を設計する際には、収納されるもの、例えば、単行本や雑誌、洋服(ハンガー)、パソコンやオーディオ、食器や調理器具などの寸法も知っておくと良いでしょう。