ベッドルーム(寝室)は、ベッドを置いて就寝するための空間なので、ベッドのサイズとスタイルを決めます。
ベッドには、幅の大小で、シングル、セミダブル、ダブル、クイーン、キングなどのサイズがあります。夫婦寝室の場合、好みでシングル2台かダブル1台かを選びます。
ベッド周りは、ベッドメイキングや着替えのためのスペースがあれば十分です。クロゼット(折れ戸)前の着替えスペースとしては、ベッドとの間に600mm程度空けておきましょう。
部屋の広さに余裕がある場合は、ソファやテーブルを置いたり、書斎コーナーなどを隣接したりします。
衣服を多く保有していると少ない収納スペースでは収まりきらないので、ウォークインクローゼットを設えることも必要となります。
住宅全体の広さに余裕があれば、専用のトイレやシャワー室などを設けても良いでしょう。
就寝前の時間を豊かに過ごすために、照明計画も重要で、ダウンライトやフロアスタンド、テーブルスタンド、ブラケットライト(壁灯)などを活用し、シーリングライトによる全体照明だけでなく、間接照明を取り入れて、空間に陰影をつけることで、落ち着いた雰囲気を演出することができます。