キッチンのレイアウトと作業空間

キッチンの配置型には、1列型、2列型、L字型、U字型などがあり、作業空間の幅(空き)は900〜1200mmとします。対面型のペニンシュラタイプやアイランドタイプは、ダイニングルームと一体的な空間利用ができます。

オープンタイプのキッチンは、ダイニングルームと空間が繋がり、対面型のペニンシュラ(半島)タイプと呼ばれます。シンクやコンロを対面する場合や、カウンター(配膳スペース)を対面する場合など、様々なスタイルがあります。

クローズドタイプのキッチンは、キッチンをダイニングルームと分けて独立させたタイプで、調理空間の作業性が高まります。ダイニングやリビングに、煙や臭気、音が漏れない利点がありますが、家族とのコミュニケーション性が低くなります。

シンク、冷蔵庫、コンロを結ぶ三角形は「ワークトライアングル」と呼ばれ、一辺の長さを使いやすい距離にします。それぞれ1200〜2100mm程度で、三辺の合計は3600〜6000mmが適当とされています。

作業スペースの間口は、シンク600〜1200mm、調理スペース600〜900mm、コンロ600mmで、ワークトライアングルを考慮した配置とします。全体の間口2100〜2700mmで、奥行は壁付きで650mm、対面式カウンターでは900mm程度が標準です。

カウンター(調理台)の高さは、850〜900mm程度で、ウォールキャビネットの高さ(床から棚底)は、1450mmくらいが使いやすく、キャビネット高さは700〜1000mmなどがあります。レンジフードはカウンターから650mm程度空けます。

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