キッチンのさまざまな設備

システムキッチンでは、ワークトップ下には、フロアキャビネット、台輪を置き、壁にはウォールキャビネットやトールキャビネット、レンジフードを設置し、加熱調理機器や食器洗浄乾燥機、冷凍冷蔵庫などを組み合わせます。

冷蔵庫は、幅600mm奥行700mm高さ1800mm程度、放熱スペースの隙間を空けて置きます。
食器棚はタイプにより異なり、幅800〜1600mm奥行450mm高さ2000mm程度です。幅は扉幅400mmの倍数が目安です。

シンクのタイプには、1槽のシングル、2槽のダブル、大きな鍋が洗える変形シンク等があり、材質はステンレスやホーロー、人工大理石があります。水切りカゴが置けたり、プレートを移動して作業スペースになるタイプもあります。

キッチン水栓は、ワークトップに取り付けるタイプが主流で、シングルレバーは、1つのレバーで水量と水温を調節できます。シンクを広く使えるよう蛇口が高い水栓や、センサー付きのもの、シャワーヘッドの水栓もあります。

加熱調理機器のコンロは、ガス式とIH式があり、組み合わさったものもあります。ガス式には火力が異なる3口、4口があります。IHは表面がフラットで手入れが楽ですが、IH対応型の鍋やフライパンが必要です。

オーブンレンジもキッチンの必需設備となっていますが、大型でワークトップ下にビルトインできるタイプと、従来の卓上タイプがあります。また、オーブンは電気式とガス式の2つがあります。

海外では、食器の形状が限られていることなどより食器洗浄乾燥機が普及していますが、ビルトインタイプは、ワークトップがスッキリするので日本でも採用されています。後置きの場合は卓上タイプとなります。

キッチンには様々な調理道具や食器、食品などがあり、限られたキャビネットスペースに収納し、空間を美しくと持つことは大変です。扉付きのパントリー(食品庫)の中のオープン棚に収納することで解決します。

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